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No.3090 きざみ奈良漬 200g 550円
うりを酒粕で漬けています。甘口でとても美味。ご飯と一緒に食べるとコリコリトした歯ざわりで何杯もご飯が食べたくなります。パッケージから出して、酒粕をそのままお召しあがりください。(*クリックポスト便発送出来ます。)
■奈良漬の歴史
奈良漬けは、元々西暦700 年代から「かす漬け」という名で存在しており、平城京の跡地で発掘された長屋王木簡にも「粕漬瓜」と記された納品伝票らしきものがある。「奈良漬け」の名は、1492 年(明応元年)『山科家礼記』に、宇治の土産として「ミヤゲ、ナラツケオケ一、マススシ一桶、御コワ一器」と記してあるのが初見である。江戸時代に入ると、奈良中筋町に住む漢方医糸屋宗仙が、慶長年間(1596 年 - 1615 年)に、シロウリの粕漬けを「奈良漬」という名で売り出して、幕府への献上や奈良を訪れる旅人によって普及し、庶民にも愛されるようになる。幕末の『守貞謾稿』後集巻1「香物」には「酒の粕には、白瓜、茄子、大根、菁を専らとす。何国に漬たるをも粕漬とも、奈良漬とも云也。古は奈良を製酒の第一とする故也。」とあり、銘醸地奈良の南都諸白から生まれる質のよい酒粕に負うところが大きいことが記されている。
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